学資保険は不要!!
子どもが生まれたらまず学資保険に入る人多いよな。
僕もそんなイメージだし、親も加入していたな。
学資保険のリスクについて解説していきます!
子どもが生まれたら学資保険?
「子どもが生まれたから学資保険に入らなきゃ!」
なんとなくこのように思っているあなたは注意が必要です。学資保険にもリスクがあることを知らなければいけません。
学資保険と名前がついていますが、約20年間の資産運用と同じですからね。
「子どもが生まれたら学資保険」と保険会社の戦略です。
他の運用手段を取った方がメリットがあることが多いです。騙されてはいけません。
実際、僕は日本生命で営業をしていた時、一度も学資保険を提案したことはないですし、友人に子どもが生まれても、「学資保険には入るなよ」と言っています。
お客さんにメリットがあまりないですからね(笑)
【学資保険は不要!】オススメしない3つの理由
学資保険をオススメしない理由①返戻率が低い
返戻率とは、払い込んだ保険料に対して、戻ってくるお金の割合です。
これが、20年も毎月保険料を支払い、積み立てをしても、よくて110%程度。
保険で貯金をしようとするのが間違っているのですが、他の投資商品を積み立てておいた方が、よっぽど利率が高いです。
学資保険は金融商品として魅力がないので、僕なら他の商品で積み立てますね。
オススメの資産運用方法は「「投資」か「貯金」か?ファイナンシャルプランナーが徹底解説」で開設しているので参考にしてみてください!
学資保険をオススメしない理由②元本割れリスク
元本割れとは、払い込んだ保険料よりも戻ってくるお金が少なくなることです。
先ほどの返戻率で言えば、100%を切る状態が元本割れですね。
保険で貯金をする場合のほとんどが、短期解約で元本割れしてしまいます。
20年間、資金がロックされてしまうのに、返戻率はよくて110%。
かなりデメリットが大きいと思います。20年間の間で急にまとまったお金が必要になって解約したら元本割れですからね。
自由にいつでも引き出すことができない。これが保険で貯金する一番のデメリットです。
どうしても保険で積み立てをしたいというあなたは、学資保険ではなく「変額保険」に加入してください。
リスクはあがりますが、リターンは見込めるので投資商品としてはありです。
運用がうまくいけば、20年間で資産は2倍になりますからね。
「保険で投資信託を買うことがおすすめの理由3選!」で詳しく解説しているので、ご覧ください!
学資保険をオススメしない理由③インフレリスク
「インフレとか難しい言葉使わないで!」
と思ったあなた。簡単です。
インフレとはものの値段が上がり、お金の価値が下がること。
100円のものが120円になる。インフレ率は120%です。
学資保険で現金が110%に増えていたとしても、インフレ率が120%であれば、価値は下がっているという事になります。
20年間も運用したのに、今と同じものが買えないのですからね。
それならば、学資保険よりもインフレによって価格も上昇するインデックス投資をした方が良くないですか?
インデックス投資については、「「投資」か「貯金」か?ファイナンシャルプランナーが徹底解説」をご覧くださいね!
【学資保険は不要!】オススメしない3つの理由のまとめ
いかがでしたか?
子どものための貯蓄や投資は学資保険でしなければいけないと思っているあなたは注意です!
学資保険という名前に騙されないようにしなければいけませんね。
リスクを把握して、より良い運用で資金を積み立てていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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