保険の基礎を分かりやすく解説!
僕の会社のビルに保険会社が入っているのだけどそろそろ保険を考えた方がいいかな?
普段生活をしていて、保険を考えることはあまり無いよな。
元ニッセイ営業マンがわかりやすく解説するで!
保険とは相互扶助と言われるように、助け合いの精神からなっています。
保険料を支払っている人のうち、不幸が起きてしまった人に対して、経済的な負担を少なくするものです。
保険を考える上で、人生には4つリスクがあると言われています。
保険の基礎①死亡のリスク
自分に万が一のことがあった場合にしっかりと備えておく必要があります。
自分のことだけでなく、残された家族の生活を守るために保険で備えることができます。
このことから死亡保険は「ラストラブレター」と呼ばれたりします。
僕は独身で養っている家族もいないから
死亡のリスクは考えなくてもいいかな。
それがそう言う訳にもいかへんで。
バットに万が一のことがあった場合、お葬式はするよな?
多分両親がしてくれると思うな。
最近は安いお葬式のプランも出とるけど、
全国平均でも約200万円はするやで。
若い独身でも両親に経済的な迷惑をかけないためにも備えておく必要があるんだね。
保険の基礎②病気や怪我のリスク
年齢を重ねるごとに病気や怪我のリスクは高まっていきますが、年齢関係なく誰でも考えられるリスクです。
ガン・心筋梗塞・脳卒中などの3大疾病は治療費も高額になってしまいます。治療費だけでなく毎日の入院費や交通費などを考えて備える必要があります。
若いあなたでも最適な治療を受けるためにがん保険は必要です。「若者こそがん保険が必要!元大手生保営業マンが徹底解説!」をご覧ください。
保険の基礎③介護のリスク
公的な介護保険もありますが、お金を受け取れるものではありません。訪問看護や介護に必要とされるものを保険によって一部負担してくれると言うものです。
介護に必要なもの以外にも生活費などお金はかかるので備えは必要です。
(注)介護保険制度の対象になるのは40歳以上になります。40歳未満の方が民間の介護保険に入る際は、支払い事由に注意してください。保険金が降りない可能性があります。
保険の基礎④長生きのリスク
長生きにリスクなんてないと思われがちですが、年金もあてにならない今は経済的なリスクがあります。
「老後2000万円問題」と話題になりましたが、長生きすることも現代ではリスクになっているのです。
国が助けてくれないのなら、自分自身で老後に備える必要があるのです。
長生きがリスクなんて考えたこともなかったよ。
長生きもリスクですが、保険で貯蓄や投資をすると損をする可能性が高いです。詳しくは「保険で貯蓄はダメ!貯蓄型保険のメリット・デメリットを徹底解説!」をご覧ください。
保険と貯蓄の違いを分かりやすく解説!
貯金は三角・保険は四角
若い人は特に、働いている期間も短く給料も上がっていない場合、貯金額はそれほど多くないと思います。
先ほどの4つのリスクも貯金だけで賄うことは難しくなります。貯金では賄えないものを保険で備えるのです。
貯金は三角、保険は四角といいます。
例えば貯金で1000万円のリスクに備えようと思った場合、毎年100万円貯金していても10年かかる計算になります。
しかし、保険を活用すれば、加入した瞬間に1000万円の備えができるため、リスクに素早く対応することができるのです。
考えられるリスクはいつ起こるか予測ができません。
その点、保険はすぐに自分の必要額を準備することができるので、貯金よりもリスク管理に優れています。
(注)保険は過去に病気をしていると加入が難しくなります。加入できたとしても条件がついたり、保険料が高くなってしまいます。さらに年齢が若く健康な人ほど保険料は安くなります。早めに備えておくに越したことはないですね。
保険の必要額
保険の大切さは分かったけど、どれくらいの金額を保険で準備すればいいのかな?
全部しっかりと備えていたら保険貧乏になっちゃうよ。
保険に入りすぎて生活が厳しくなったら良くないよな。
保険加入のポイントを教えるで!
保険は貯金で賄えない順番で考える
貯金が数千万・数億あるという人は保険は必要ないかもしれません。何かあっても貯金で賄えますからね。そんな人一握りですが、この考えは僕たちも同じです。
骨折の治療費は保険で備えなくても、貯金でなんとかなりそうですよね?
そこに保険料を使うなら、まず先に貯金ではどうすることもできない、死亡や重い病気に備える保険に入った方が良さそうです。
死亡のリスクであれば、残された家族が今まで通り生活するためには、いくら必要か考える。重い病気になった際は、給料がなくなることも考えた上で治療費がいくらかかるか考える。
このような考えだと、無駄な保険に入ることはなくなります。
保険の見直しポイントについては「元大手生保マンが教える、保険見直しで注意するポイント5選」で詳しく解説しています。
まとめ
今回は保険の考え方をメインに説明しました。日本は付き合いで、知り合いから入っているという人が多いです。
自分の考えを持っておくと、生保のおばちゃんに言われるがまま無駄な保険に加入することがなくなります。
自分に合った安い保険を探すには、「保険は安い方が良い!元大手生保マンが損をしないおすすめの保険を紹介!」をご覧ください。
リスクについての考えを活かし、貯金とのバランスを考えて保険加入をしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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