なぜ保険営業マンに相談してはいけないか?

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なぜ保険営業マンに相談してはいけないか?

この記事を読むメリット

①保険営業マンに騙されなくなる
②保険相談窓口の特徴がわかる
③保険料の仕組みがわかる

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保険の代理店や保険の営業マンに相談するのはやめた方がええで。

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保険のプロに相談するのがダメなの?

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保険のプロでも報酬が関わると必要のない保険まで提案してくる可能性があるで!

あなたも一度は保険の営業マンに保険の相談をしたことがあるのではないでしょうか?

保険営業マンや代理店の収入源はお客様の保険料です。その保険料は保険商品や保険会社によって同じ保険料でも変わってきます。それぞれの特徴を見ていきましょう!

保険営業マンに相談してはいけない!

保険営業マンは歩合制で働いていることがほとんどなので、当然自分の給料が高くなる保険を勧めてくることも多くあります。外資系であれば保険料の約30%が報酬になるので、保険料の高い貯蓄型保険をよく勧めます。国内生保だと貯蓄型保険よりも保障額を重視し掛け捨ての方が報酬が高かったりします。

どちらもお客様に継続的に保険料を支払ってもらう必要があり、数年に分けて報酬が支払われます。契約して最初の月に報酬額の半分くらいをもらいあとの報酬を残り数年にかけてもらうイメージです。

そのため、保険営業マンは短期での解約を嫌います。初月に報酬を多くもらうので、もらい過ぎた分のお金を会社に返さないといけなかったり、2年以内の短期解約は会社のペナルティがついたりします。

また、保険営業マンは基準の営業成績を残せないとクビになることもあります。自分の営業成績・報酬のため、クビにならないために、お客様が必要としない保険まで無理に契約をさせるケースもあることを頭に入れておきましょう。

保険会社は営業マンの成績を上げるために、「◯◯を達成したら〇〇をプレゼント」「〇〇に招待」など人参をぶら下げたり、営業部長ができていない営業マンにきつめに発破をかけることも日常的に行われています。

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表向きは良い顔をしていても、自分のために保険を契約させようとする人もいるんだね。

保険代理店で相談してはいけない!

保険の代理店は複数の保険会社の取り扱いを行っています。複数の保険会社の中から、お客様にあった保険を複数提案し、お客様が契約をした保険会社から報酬をもらうビジネスモデルです。

保険の代理店はショッピングモールや駅前などに出店し、家賃や経費もかなりかかります。そのため、本当にオススメの保険会社よりも報酬の高い保険会社を提案されるケースもあります。

お客様は『複数の保険会社の中でもこの保険会社が一番オススメです』と言われたら、たとえそれが報酬の高い保険会社でもわからないですからね。(国内で営業展開する生命保険会社の数は41社)

複数の保険会社を取り扱っているとはいえ、中立な立場ではないことを理解しておきましょう。

どちらも自分や会社の利益のために、保険の提案をしていることが少なからずあります。騙されないためにも最低限の保険の知識を身につけておきましょう。

大手生命保険会社は保険料が高い

あなたの周りにも国内の生命保険会社で働いている営業職員はいるのではないでしょうか?知り合いの保険のおばちゃんから加入しているという人も多く見られます。

しかし、国内大手生命保険会社は保険料が高いです。同じ保障内容でも保険会社によって保険料が違います。保険料は純保険料と付加保険料からなっているからです。純保険料はどこの保険会社もほとんど同じですが、付加保険料は大きく変わります。

保険料の内訳 純保険料と付加保険料
出典:保険相談サロン

純保険料とは?

純保険料は予定死亡率と予定利率を基準に計算をします。予定死亡率とは、厚生労働省が毎年出している生命表(年齢・性別で死亡率を計算したもの)を元に保険料の計算をします。

どこの保険会社も厚生労働省の生命表を基準にするので保険料にほとんど差は出ません。予定利率は保険会社が運用して得られる収益を見込んで保険料を割り引きます。保険会社の運用次第で割り引かれる保険料が少し変わります。

付加保険料とは?

問題なのは付加保険料です。保険営業マンや社員に支払う給料、CMなどの広告費に使われます。大手生命保険会社は年収1000万円を超える社員がたくさんいます。また、CMも人気芸能人を起用してたくさん流します。大手生命保険会社の保険料が高い理由はこの付加保険料にあります。

付加保険料が保険料に占める割合は低くても20%程度、高ければ70%程度になります。付加保険料が高ければ保険会社は儲かり、お客様は損をします。保険会社が儲かる商品ということは保険営業マンの報酬も高く設定されています。営業マンの報酬が高いということは提案する商品はお客様が損をする可能性の高い商品です。

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付加保険料の高い大手生命保険会社はお客さんが損する可能性が高いな!

なぜ保険営業マンに相談してはいけないか?まとめ

相談してはいけない理由

①報酬のため無駄な保障を付けられる
②保険会社が儲かる付加保険料の高い商品を提案される

提案を受けたり、どんな商品があるのか参考にするのは良いですが、意見を全て鵜呑みにするのはやめましょう!保険営業マンは中立な立場ではないですからね。保険の知識を身につけて最終的な判断は自分でしっかりすることが大切です!

当然提案される商品の中に良い保険もあるので、自分で理解する最低限の知識を身につけましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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