あなたは大丈夫?認知症保険の必要性を徹底解説!

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あなたは大丈夫?認知症保険の必要性を徹底解説!

この記事を読むメリット

①認知症の現状がわかる
②認知症保険の特徴がわかる
③認知症保険のメリットデメリット

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日本では高齢者の増加で認知症に罹患する人も増えてるな。

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確かに、認知症の人が車を運転して事故をするニュースもたまに見るな。

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認知症の関心が高まったことで認知症に備える保険も各社から出とるな!

聞くと入っておいた方がよさそうな認知症保険ですが、本当に加入の必要性があるのかどうか一緒に検証していきましょう!

日本における認知症の有病率について

認知症患者は年々増加していますが、厚生労働省のデータでは高齢者における認知症患者の割合は以下のようになっています。

年齢男性女性
65〜69歳1.94%2.42%
70〜74歳4.30%5.38%
75〜79歳9.55%11.95%
80〜84歳21.21%26.52%
85歳以上47.09%58.88%
日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」より
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80歳を越えてから、認知症の発症率が急激に高くなっとるな!

今後も高齢化社会はますます進んでいくことを考慮すると認知症と診断される人は増加傾向にあることは誰もが予想できるのではないでしょうか。また最近では医療の進歩により、認知症の早期発見の技術も進んでおり、若年性認知症(18〜64歳)と診断される方も増えてきています。

出典:厚生労働省若年性認知症の実態と対応の基盤整備に関する研究」の調査結果より

今後も医療の進歩により、高齢の認知症患者に加え、若年性認知症と診断される方も増えてくることが予想されます。

認知症をカバーする保険

認知症保険の種類

①認知症保険
②損害賠償保険

①認知症保険

1つ目が、認知症になったときや認知症と診断されて一定期間が経過したとき、あるいは認知症になって要介護認定を受けたときなどに、一時金や年金が支給されるタイプです。これは通常の介護保障保険などと似た形式で、生命保険の分野となります。介護保障保険の特約として付けられるものと、単体で加入できるものがあります。

認知症の治療は長期間にわたることも多く、一度診断されると完治を目指すのは難しく、生きている間ずっと薬での治療などが必要となる病気であります。そのため介護者の負担も大きなものです。

この「負担」とは、心身の負担だけでなく金銭的な負担も含まれます。認知症患者の介護には、同等の要介護レベルの介護者に比べてより高額な費用がかかるという意見もあり、家族が認知症を発症した場合、多大な負担がかかることになります。

こうした負担のうち、金銭的負担を軽減してくれるのが、ひとつ目の認知症保険です。一時金にせよ年金にせよ、保険金を受け取ることができれば、それを元に住環境を整えたりヘルパーを依頼したりすることもできるようになります。

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認知症って普通の介護者より高額な費用がかかるんだね。

②損害賠償保険

2つ目は、認知症患者による損害に備えるための損害賠償保険です。こちらは主に損害保険の分野になります。

認知症の症状のひとつに「徘徊」があります。徘徊中に線路内に立ち入ってしまい、事故が起こって鉄道会社に多大な損害を与えてしまった場合や、認知症であるにもかかわらず車の運転をして事故を起こした場合、狂暴性が出て他人を突き飛ばして怪我をさせた場合など、認知症患者が起こすトラブルは数限りなくあります。(※自動車の事故の場合、自動車保険の対人対物の保険が必要

このようなときに損害賠償請求をされてしまうと、ただでさえ認知症介護で金銭と心身に負担がかかっている家族が、さらに大きな問題に直面することになってしまいます。

これに備えるのが、認知症もカバーしてくれる損害賠償保険です。損害賠償保険の多くは、すでに加入している火災保険や自動車保険の特約である「個人賠償責任特約」にて付帯されているケースがあります。

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具体的に何について補償されるのか、保障範囲は誰なのか等の情報は事前によく確かめとく必要があるな!

認知症保険の加入のメリット

メリット

①保険金を現金で受け取ることができる
②高額な損害賠償額をカバーすることができる

メリット①保険金を現金で受け取ることができる

認知症に罹患し要介護状態になると介護者に金銭面的に負担がかかります。40歳以上の方々は公的介護保障を受けることができるかもしれませんが、公的介護保障はあくまでもサービスを受けることができるだけであって現金での給付ではありません

そのため民間の保険会社に加入することにより家の改装費や薬代などの治療費にあてることができる現金を受け取ることができます。

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公的保障の介護保険は現金では受け取れないんだね。

メリット②高額な損害賠償額をカバーすることができる

徘徊中に線路内に立ち入ってしまい、事故が起こって鉄道会社に多大な損害を与えてしまった場合などには賠償額が非常に高額になるケースがあります。過去の判例を見ても損害賠償額が数千万円になったケースもありました。

このような場合は保険じゃないと賄えない金額になりますので十分に加入検討の余地はあるでしょう。

認知症保険のデメリット

デメリット

①支払い要件が保険会社によって格差あり
②支払い期間が終身払い・掛け捨てが多い

デメリット①支払い要件が保険会社によって格差あり

公的な要介護認定ランクに基づき支払われる商品もあれば、「所定の要件を満たす場合」など生命保険会社が独自の要件を定めている商品もあります。

「せっかく加入していたのに認知症になったときに保険金が支払わなかった」ということがないように加入の際にしっかりと支払い要件を確認しておくことが大切です。

デメリット②支払い期間が終身払い・掛け捨てが多い

認知症保険は終身払いであることが多いです。終身払いのため認知症になるか死亡するまで保険料を支払うことになります。認知症保険は基本的には掛け捨ての商品となるため、払い込んだ保険料は返ってきません。

また、認知症患者は80歳以上から急激に罹患する人が多くなるためあまり若くから加入すると場合によっては総支払い保険料と受け取れる保険金の差がなく、貯金や投資で賄えるケースもあります。

しかし、保険は損得勘定で加入するものではなく、万が一のことを考えて加入するものになるので、どうしても認知症に備えておきたいといった場合には加入を検討することも良いでしょう。

あなたは大丈夫?認知症保険の必要性を徹底解説!まとめ

そもそも保険というものは損得勘定で加入するものではなく、万が一の時の為に加入するものであるという大前提のもと、治療費や家の改装費などに充てることができる認知症保険に関しては十分に各社の支払い要件を確認し、加入を検討しなければなりません。

一方で認知症患者による損害に備えるための損害賠償保険は是非とも加入すべきものにはなりますが、こちらもすでに加入している自動車保険や火災保険に特約としてついていることが多いので、新規加入に際しては保障の重複がないかの確認は必要になります。加えて保障の対象範囲や保障限度額にも注意が必要です。

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いかがでしたでしょうか?認知症保険が発売されている背景や保険の種類、加入のメリット・デメリットについて検証してみました。この記事が認知症保険を検討している人の参考になり、認知症保険に対する疑問の解答になれば幸いです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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