保険で貯蓄はダメ!貯蓄型保険のメリット・デメリットを徹底解説!
①保険と貯金の考え方が分かる。
②貯蓄型保険の種類が分かる。
③貯蓄型保険のメリット・デメリットが分かる。

貯蓄型保険は保障が付いているのにお金が増えていいよね。

一見良さそうに見えるけどデメリットもかなり大きいで。
「銀行預金よりも数百倍増えて、しかも死亡保障まで付いてくる」
こんな商品があればあなたは加入したいですか?
「そんなお得な商品あるなら加入したい!」
と思ったあなた。保険の営業マンに騙されて損をする可能性があります。
終身保険や変額保険などの貯蓄型の保険を販売するときに使われる話法です。そもそも銀行預金は現在0.001%なので、数百倍でもそこまで増えません。それ以上に保険で貯蓄をするデメリットの方が大きいです。
どのような商品に注意すれば良いか?解説していきます!
この商品を提案されたら注意!貯蓄型保険の種類
保険の営業が必死に提案をしてくる貯蓄型保険の種類をみていきましょう!
①年金保険
②学資保険
③終身保険
④変額保険
貯蓄型保険①年金保険
公的年金とは違い、自ら積み立てをする「個人年金保険」です。20年以上前はお宝年金と呼ばれ、利率もかなりよく、投資対象としては良いものでした。
しかし、現在は利率が低く30年間積み立てても良くて110%程度しか増えません。さらに加入して約20年間は解約をすると元本割れしてしまします。
30年間積み立てても良くて110%。20年間は解約すると元本割れ。加入したいと思いますか?保険営業マンは銀行預金との比較を出してきますが、他の投資商品の方がよくないですか?
詳しくは「【損をする前に】個人年金保険のメリット・デメリットを徹底解説!」をご覧ください。
貯蓄型保険②学資保険
子どもが生まれたら学資保険を提案されることがあると思います。あなたもなんとなく
「子どもが生まれたら学資保険に入らなきゃ!」
と思っているのではないでしょうか?
しかし、それではまた保険会社のマーケティング戦略にハマってしまいます。
学資保険と言えども20年間の積み立て投資ですからね!
学資保険も積み立て投資の一つ。20年間積み立てて増えてもせいぜい105%。さらに途中解約は元本割れ。他の投資商品のほうがよっぽど良さそうです。
詳しくは「【学資保険は不要!】オススメしない3つの理由」で解説しています!
貯蓄型保険③終身保険
外資系の保険会社は終身保険を販売する人も多いですね。理由は終身保険は保険料が高くなるから。
外資系の保険会社は保険料が高いほど営業マンの給料に反映されます。
死亡保険になりますが、定期保険とは違い解約金があるため、貯蓄型の保険と言えます。同じ保障でも定期保険よりかなり割高になるので保障と貯蓄は分けるべきです。
定期保険と終身保険の違いは「定期保険と終身保険はどっちがオススメ?元日本生命の営業マンが徹底解説」で詳しく解説しています。
貯蓄型保険④変額保険
外資系やFPがよく提案をする変額保険。変額保険とは保険で投資信託を買うイメージです。
10年間保険料を払い続けることができるのであれば、投資対象としてありです。
海外のインデックスファンドやアクティブファンドに投資をするため、利回りも高いです。
海外の投資信託を購入して運用することが可能なため、投資対象としてはあり。NISAやiDeCoを活用して、自分で商品を選ぶことができない人にはオススメ。
変額保険に少しでも興味があるあなたは、無料でFPに相談してみましょう!

オススメはしていますが、変額保険も短期解約は元本割れします。
10年以上払い込みができるか不安なあなたには、積み立てNISAをオススメします。
保険で貯蓄をするメリット
・保障を持ちながら貯金ができる
・変額保険は利率もいいのでオススメ
年金保険や学資保険は保障がありませんが、終身保険と変額保険には保障が付いています。
どうしても掛け捨て保険が嫌だ!
というあなたは、変額保険を検討してみてください。
保険で海外の投資信託を買うことができるので、利率は高く死亡保障も付いています。
FPに相談をすれば無料で試算してくれるので、一度申し込んでみましょう!

保険で貯蓄をするデメリット
・短期解約で元本割れする
・ほとんど増えない
保険で貯蓄をしてもほとんど増えないのに、元本割れの期間が長すぎます。いざという時にお金が必要になっても自由に引き出すことができないのです。
ほとんど増えないのに必要な時に使えない。加入したいと思いますか?
保険の営業マンのトークに騙される前に考えてみましょう。

確かにデメリットが大きいな。

格安の定期保険に入って、積立NISAで海外のETFを購入すれば、オリジナルの貯蓄型保険ができるしな!短期解約のデメリットもなしや!
保険で貯蓄はダメ!貯蓄型保険のメリット・デメリットを徹底解説!のまとめ

これら提案されたら注意や!
①年金保険
②学資保険
③終身保険
④変額保険(まだあり)
これらを提案されたら、一度保留にしましょう。
保険と貯蓄は分けるべきなのです。
・保障を持ちながら貯金ができる
・変額保険は利率もいいのでオススメ
・短期解約で元本割れする
・ほとんど増えない
メリットに対するデメリットが大きいです。
保険は必要最低限の定期保険にして、貯蓄は積み立てNISAやiDeCoを活用してインデックスファンドを購入するのがいいですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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