三大疾病とは?
三大疾病とは、「がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中」の3つの病気のことです。これらの病気は、長く日本人の死因の上位を占めており、年齢が上がるに連れてリスクが高まります。
僕の祖父も去年胃がんの手術をしましたが、がんは日本人の死因第1位であり、2人に1人はがんになると言われています。
確率で言えば、僕かあなたのどちらかが、がんになります。
がんは昔、不治の病と言われていましたが、近年は医療技術の進歩もあり、治る病気になってきていますね。
細かい三大疾病の特徴や治療費については「知っておきたい三大疾病のリスク」をご覧ください。
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さて、がんはまだ若いから全然気にしなくても大丈夫と思っているあなた。今は大丈夫でも、今の生活の仕方で将来、がんになるかが大きく影響します。
あなたの生活習慣や備えは大丈でしょうか?
なってからでは遅いです。がんの要因を知り、予防対策をしっかりとして健康な将来を迎えましょう。
がんの要因
がんは様々な要因によって発症していると考えられており、その中には予防できるものも多く含まれています。
日本人の多くは、生活習慣や感染が原因でがんになると考えられています。そのうち、大きな要因は、喫煙と感染です。
まず、生活習慣のなかでも大きな要因の喫煙について説明します。
喫煙
たばこが肺がんをはじめとするさまざまながんの原因となることが、科学的に明らかにされています。
また、たばこを吸うと本人だけでなく、吸わない人にも受動喫煙により健康被害を引き起こします。吸わない人からすれば臭いも付きますし本当に迷惑です。良いことありませんね。
がんによる死亡のうち、男性で34%、女性で6%はたばこが原因だそうです。がん以外にも三大疾病である「急性心筋梗塞」や「脳卒中」のリスクも増加します。
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僕は生命保険会社に勤めていましたが、保険の申込時に「日常的に吸うたばこの本数」を記載する欄がありました。
保険会社もたばこを吸う人は、病気になるリスクが高いので厳しく審査していますね。
食生活
高カロリーや塩分の摂り過ぎはリスクが高まります。また、加工肉は「大腸がん」のリスクを上げると言われています。
確実にがんのリスクを高める食材はあまりありませんが、飲酒は様々ながんのリスクを上げるとされています。
なお、喫煙者が飲酒をすると交互作用によりがんの発症のリスクが特に高まります。少量の飲酒は体への影響はあまりないようなので、たばこは本当にやめた方が良さそうです。
感染
日本人のがんの要因のうち、約20%が感染によるものです。
感染の内容として、日本人では、B型やC型の肝炎ウイルスによる肝がん、ヒトパピローマウイルスによる子宮頸がん、ヘリコバクター・ピロリによる胃がんなどがその大半を占めます。
要因となるウイルス | がんの種類 |
---|---|
ヘリコバクター・ピロリ | 胃がん |
B型やC型の肝炎ウイルス | 肝臓がん |
ヒトパピローマウイルス | 子宮頸がん |
ヘリコバクター・ピロリは井戸水を飲んでいた人が多く感染するそうです。僕も小さい頃飲んでいたので、検査をしましたが大丈夫でした。
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以上3つが大きな要因です。
たばこを吸っていたり、生活習慣が悪いあなた。やばいです。
がんになるリスクが高そうだな。と思ったら「若者こそがん保険が必要!元大手生保営業マンが徹底解説」を読み、がんに備えてください。
がんの予防対策
がんを予防するためには、たばこを吸わないことが最も効果的です。現在吸っている人も、禁煙することによってがんのリスクを下げることができます。
最近は飲食店などでも吸えるお店が少なくなっています。周りにも受動喫煙により迷惑をかけるので、本当にやめましょう。
また、加熱式たばこにもニコチンや発癌性物質などは含まれています。アイコスだから大丈夫ではなく、禁煙する努力をしましょう。
たばこを吸っていない人は、周りの人のたばこの煙を避けるようにしましょう。
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その他の対策としては
・食生活を見直す ・運動をする ・適正な体重を維持する ・過度な飲酒をしない
上記のことによって、がんのリスクを下げることができます。
食生活を見直すには、野菜・果物をしっかりとり、塩分の少ない食事を心がけてください。
減塩はがんの予防だけでなく、高血圧などの予防にもつながります。
ぜんぜん運動をしていないあなた。歩きましょう。いつもより少しだけ歩くことを意識するだけで運動量は変わります。
ごく普通のことを言っていますが、生活習慣が悪かったり、肥満やガリガリだと病気のリスクは高まります。
未来への自己投資として今からできることはやっておきましょうね。
まとめ
日本人はがんに2人に1人なるといわれています。
がんになる前に要因を知り、予防対策を実行することが大切です。なってからでは遅いですからね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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